安全対策での活躍

工場や倉庫などの現場でも監視カメラは主に防犯の意図で使用されてきましたが、ネットワークカメラの導入により安全と衛生、業務効率を上げることに一役買っています。製造業では監視カメラ連動型の「個人識別入退室システム」が使用され、従業員の入退室管理とともに外部侵入の防止に役立てていたりしていますが、同時に異物混入の防止と原因特定のために監視カメラを各所に設置しています。死角がなく監視可能な360度カメラやズーム機能で異物混入の証拠となるものを録画することが可能です。

ペットまた、不良品を識別する機能や製造番号を読み取り、ラベルの誤りなどをチェックする機能など安全と衛生面で活用されています。工場や倉庫では、人やロボット、移動する機器の動線を監視カメラで読み取り、問題点を改善し作業の効率化をはかることにも役立てられています。さらに遠隔監視ができるネットワークカメラの導入は、一般家庭においても手軽に導入できることもあり防犯以外での新しい活用方法が伺い見えます。例えば、留守中のペットの監視や話しかけ、別室で寝ている赤ちゃんの監視やベビーシッター対応の様子など、外出中に自宅に心配なことがあってもすぐに映像で確認することができるので安心です。

 

遠隔監視の魅力

遠隔監視システムの魅力は、リアルタイムで情報を確認出来る点にあります。例えば勤めているお店から自宅に帰った後でもそのお店の状況をリアルタイムで見ることや、もし防犯システムに異常があったとするのならお店に駆けつけるより早い段階でライブ映像にて確認することも可能です。責任者が不在のお店でトラブルがあった場合、そのトラブル現状をライブで状況を説明して解決策を提案してもらったり、複数店舗の映像を一箇所に集めてモニタリングをすることも可能です。

モニターネットワークカメラ使用の遠隔監視をさらに多彩な機能を利用し、活躍させている設置場所も数多く存在します。例えば、小売店であればレジ前に設置し盗難防止に役立てるとともにレジスタッフの手元を遠隔地よりカメラコントロールしてズームアップをし、金銭取引の間違いがないかなどを確認することができます。またそのような遠隔操作により商品の陳列棚をモニタリングし、商品在庫のチェックや賞味期限切れのチェックなどもすることが可能ですし、従業員の勤怠態度のチェックをすることで業務効率の向上と接客マナーの向上につなげることができます。ほかにも人数をカウントする機能があるものでは、レジ前の行列をカウントし他のレジを開けるよう指示することや、さらに年齢や性別分析の機能をプラスして来場者をカウントする際に、来場者を時間帯によるマーケティング調査をすることも可能です。

安全対策での活躍

遠隔監視の方法

監視カメラの遠隔監視システムの構築にはネットワークカメラを使用するものと、ネットワーク対応のDVR(デジタル録画機)を使用する方法があります。ネットワークカメラとは、カメラ1台ずつにIPアドレスを持ちインターネットを介して使用できる監視カメラ・防犯カメラ・セキュリティカメラのことで、インターネットが接続できる環境であればいつでもどこででもカメラの映像がリアルタイムに遠隔操作で見ることができます

パソコンさらに利用する人のパソコンやスマートフォン、タブレット端末を使用する事で、手軽に低コストで遠隔監視システムを構築することができます。ネットワーク対応の防犯カメラ(AHD,HD-SDI)の録画機は、ほとんどの機種がネットワーク接続できますので、インターネットを介してのリアルタイム映像や記録されている過去の映像も見ることができます。しかしネットワークカメラに比べ必要となる周辺機器が多く初期費用が高くなることと、アナログカメラを使用するのでネットワークカメラのようにズームやチルト・パンなどを遠隔で操作することや、顔認識機能や性別や年齢分析、動線分析などの複雑な機能が使用できません。

またその反対にネットワークカメラでは、万が一接続など、ネットワーク上でトラブルが起こると録画できない可能性があります。反対に、デジタル録画機ではカメラ設置側に録画機があるのでネットワークトラブルに遭っても録画に影響がでることはないなど、どちらにもメリット・デメリットが存在します。

遠隔監視の魅力

進化続ける監視カメラ

カメラ現代での監視カメラは、街や公共の施設などの至るところに設置され、さまざまな用途で使用されています。時代の進化とともに監視カメラはアナログからデジタルへ変化し、幅広い機能が増え、単純に防犯目的だけではなく防災、計測、記録、遠隔監視などの目的で利用されるようになりました。監視カメラの機能というのは以前、単なる画像の撮影と記録保管のみの機能しかないものでしたが、インターネットの普及、レンズや画像解析処理の性能向上に伴い、鮮明なリアルタイムでの情報の可視化ができるようになってきています

監視カメラは現在も進化を続けており、様々な機能が追加されています。例えば集音マイクの機能があるカメラは、不審な音やガラスの割れる音などを録音し記録することで、画像だけでは分からない情報が入手出来ます。温度や湿度の計測記録、顔認識機能、赤外線暗視機能、サーモグラフィが付いている監視カメラでは人の体温を測ることで、暗い場所でも人の出入りが把握しやすくなります。さらに駐車場などで使用されている監視カメラの中には距離画像センサ (深度情報)が付いているものがあり、レーザ光を使用し測るものや写真計測法のものがあります。ほかにも内蔵されているライトによる照射と音声で不審人物に対し威嚇や警告ができるもの、性別や年齢分析ができるもの、人の流れや人数をカウントし分析して混雑状況を可視化すること、人や物が動く動線分析をもできる機能があるため監視カメラはさまざまな現場で活用させることができます。

遠隔監視の方法